2006年09月03日

黒笑小説 東野圭吾  4

出版社 / 著者からの内容紹介
笑いのマエストロが放つ超ブラックユーモア。
丸い物がすべて巨乳に見えるようになって…「巨乳妄想症候群」。メル友に会うため写真と実物の差を埋めようとする女…「奇跡の一枚」。他、「選考会」等全13編の猛毒爆笑短編集。

東野氏の短編は初めて読んだのですが
東野氏らしいヒネリ・トリックがちりばめられており
頭もあまり使わず2時間程度で読み終えました。
ただ出版社からの内容紹介にあるような「猛毒爆笑・・・」という感じではありません。
ニヤリと笑うテイストです。
それと「猛毒」とまではいきません
が、作家先生たちの文壇世界における「ブラック」な部分は十分にあります。
13話あるなかで文壇ネタ(それぞれ一部つながっている)は全部で4話あるのですが
それが最初と途中と最後にちりばめられており
短編集でありながら、「お、また続きがあったか」といった感じで
よくある作戦なのかもしれませんが、楽しめました。

一番面白かったのはやっぱり「選考会」でしょうか。
あのオチは想像できませんでした。
作家の力量を測るために、そこまで労力をかけることは実際にはないでしょうが
思わずニヤリとしてしまいました。

さて、次は「赤い指」ですか。
途中まで読んだのですが、「黒笑小説」とは全く別の世界で
暗く救われることのない世界です。
本当に同じ人間が書いたのか・・・と疑ってみたくなりますね。
実は藤子不二雄氏のように二人でやってたりして(笑)



黒笑小説


d98222 at 14:38コメント(0)トラックバック(0)読書   この記事をクリップ!

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